芝マイルG1馬ウィズアウトパロールが引退、イギリスで種牡馬入り
2020年10月23日 12:50
3歳時に英G1セントジェームズパレスステークスを制したウィズアウトパロールが現役を引退。来年からイギリスで種牡馬入りすることになった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が現地22日に報じている。
ウィズアウトパロールはイギリスのJ.ゴスデン厩舎からデビュー。無傷の4連勝で2018年のセントジェームズパレスSを制した。その後はG1ばかり5戦して勝てず、19年の途中でアメリカのC.ブラウン厩舎へ転厩。移籍初戦だった11月のG1ブリーダーズカップマイルで3着と善戦した。
5歳となった今年もG1を5戦して未勝利だったものの、シューメーカーマイルステークスとシャドウェルターフマイルステークスの両レースで3着と健闘。来月のBCマイルでも有力視されていたが、それを待たずに通算15戦4勝で引退となった。
ウィズアウトパロールは父フランケル、母父レモンドロップキッドという血統。半兄にG1ブリーダーズカップダートマイルを勝って種牡馬入りしたタマークズ(父スパイツタウン)がいる。