アインシュタインが安楽死、米G1を5勝のブラジル産馬

2020年10月30日 13:30

 米G1を5勝して種牡馬入りした名馬アインシュタインが、がんによる合併症のため安楽死処分となった。18歳だった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 アインシュタインはブラジル生まれのスペンドアバック産駒で、アメリカのH.ピッツ厩舎からデビュー。4歳時の2006年にG1ブリーダーズカップステークスを勝ち、2008年にはG1ガルフストリームパークターフステークスとG1ターフクラシックステークス、7歳となった2009年にはG1サンタアニタハンデキャップとターフクラシックステークスを連勝した。通算成績は30戦11勝。

 種牡馬としては重賞入着級の産駒を出した程度で大成はできず。2019年には種牡馬を引退して余生を過ごしていた。