ローマナイズド、香港遠征はアイルランドでのレース結果次第

2020年11月14日 10:45

 マイルG1を通算2勝しているローマナイズドが来年の種牡馬入りを前に12月のG1香港マイルへ遠征するかどうかは、来週の愛ダンドーク競馬場でのレース結果次第のようだ。

 J.コンドン厩舎の5歳馬ローマナイズドは3歳時にG1愛2000ギニーを制覇。その後はしばらく勝ち星から遠ざかったが、昨年8月にフランスのジャックルマロワ賞で2度目のG1制覇を果たした。

 今年は7月から始動して愛G2ミンストレルステークスを2連覇。ただしその後はジャックルマロワ賞5着、前走の仏G1ムーランドロンシャン賞は最下位の6着だった。

 それでもコンドン調教師は「状態はいい。前走からリフレッシュさせた」とコメント。「16日にダンドークで出走する予定。斤量は重くなるだろうが大丈夫」と語り、「ポリトラックでは走ったことがないが行けると思う。ここでの内容で香港に行くかどうか決まるだろう。すべて順調なら香港でもいい結果を見せてくれるはず」と続けていた。