今月6日の米G1ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズターフで3着と善戦した2歳牝馬ミスアミュレットが、来春は仏1000ギニーを目標にすることが分かった。

　サープランスアロット産駒のミスアミュレットは1歳時のセールで7500ユーロ（約93万円）の安値だったが、K.コンドン厩舎からデビューすると8月に英G2ロウザーステークスを制覇。これに目を留めたクールモアグループが同馬を購入すると、その後も6ハロンの英G1チェヴァリーパークステークス2着、そして米国遠征でも初のマイル戦で3着と好走を続けた。

　コンドン調教師は「マイルで大丈夫かは疑問だったが、大いに喜ばせてくれた」と距離延長をこなしたことを喜び、「今年は忙しいシーズン（5カ月で8戦）だったがよく頑張った。来年が楽しみだ。最初の大きな目標は仏1000ギニーになると思う」と話している。