​ウェイトゥパリス陣営、「日本の芝への適性ある」と自信

2020年11月27日 10:45

 29日に行われるG1ジャパンカップに出走予定のウェイトゥパリス(フランス)が26日、東京競馬場で調整を行った。

 ウェイトゥパリスはダートコースで常歩14周、速歩14周、キャンター1周の後、常歩12周と軽い調整。Z.フェイユ調教助手は「この馬にとって今回のような長距離輸送の経験はほとんどないこともあり来日直後はストレスを感じていたようですが、馬に関しては新型コロナウイルス対策の影響もなく、予想以上に早く環境に慣れてくれました。火曜日の追い切りも今朝の調教も動きが良く、フレッシュな状態です」とコメント。

 さらに「この馬の特徴ですが、デリケートな部分があるものの、一言で言うと『戦士』と呼べる闘争心の持ち主で、サンクルー大賞でもそうだったのですが、やる気になれば怖いものなし、の状態になれることが長所です」とウェイトゥパリスをアピール。

 日本の三冠馬3頭との対戦となるレースについては「レースでの作戦はミルコ・デムーロ騎手が決めることになりますが、この馬自身がレース後半をリラックスして大きく走れるかどうかがポイントになると思います。2400メートルという距離適性はもちろんのこと、日本の芝への適性もあると考えているので期待しています」と話していた。