韓国で供用の種牡馬アーチアーチアーチが安楽死処分

2020年12月05日 13:33

 現役時代に米G1アーカンソーダービーを制し、韓国で種牡馬として供用されていたアーチアーチアーチが、寄生虫感染により現地10月15日に安楽死処分となっていたことが韓国馬事会の記録から分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 アーチアーチアーチはアーチ産駒の12歳馬。W.ファイアーズ厩舎からデビューし、2011年にG3サウスウェストステークスとG1アーカンソーダービーを勝ってケンタッキーダービー有力候補に躍り出た。

 しかしダービー本番では最内枠を引く不運とレース中の故障に見舞われて15着に敗退。これが現役最後のレースとなり、7戦3勝(重賞2勝)の成績を残して引退した。

 種牡馬としては米G1シャドウェルターフマイルを勝ったネクストシェアーズを輩出。2017年から韓国に活躍の場を移していた。