​G1で競走中止のプリンセスヌール、引退が決定

2020年12月07日 11:00

 現地5日のG1スターレットステークスで競走を中止したG1牝馬プリンセスヌールの引退が発表された。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じたオーナーサイドの発表によると、プリンセスヌールは軟部組織を損傷した模様。この時点で引退して繁殖入りするのが最善だとしている。

 ノットディスタイム産駒の2歳牝馬プリンセスヌールはB.バファート厩舎からデビュー。無傷の2連勝で9月のG1デルマーデビュタントステークスを制すと、続くG2シャンデリアステークスも勝って3連勝。しかし11月のG1ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズでは5着と初黒星を喫し、名誉挽回を狙ったスターレットSで無念の故障発生となった。通算成績は5戦3勝。