芝G1の覇者オクステッド、サウジ遠征ではダート戦を選択か

2021年02月02日 11:40

 昨年の英G1ジュライカップ(芝6ハロン)を制したオクステッドが、2月のサウジカップ開催では芝1351メートルの1351ターフスプリントではなくダート1200メートルのリヤドダートスプリントに挑戦する可能性が高いことが分かった。

 R.ティール調教師はその理由を、オクステッドには距離が長めの芝レースよりも実績のある6ハロン戦(約1200m戦)の方が合っていると説明。「トレーニングはオールウェザーでやっているし、期待している。サウジのダートトラックは素晴らしいと聞いているし、自信を与えてくれるよ」と話している。

 メイソン産駒の5歳せん馬オクステッドは、4歳になった昨年に本格化した遅咲き。6月のG3アバーナントステークスで重賞初制覇を果たすと、続くG1ジュライカップも勝利した。秋は10月のG1英チャンピオンズスプリントステークス5着のみで休養に入っていた。