米G2レイチェルアレクサンドラS、良血馬クレリエールが競り勝ち

2021年02月16日 10:35

 現地13日、米フェアグラウンズ競馬場にてG2レイチェルアレクサンドラステークス(3歳牝馬、ダート8.5ハロン)が行われ、J.タラモ騎乗のクレリエールが接戦を制した。

 序盤は最後方からレースを進めたクレリエールは馬群の内側から徐々にポジションを上げ、3番手で直線へ。先に抜け出していた1番人気トラベルコラムに並びかけると、壮絶な叩き合いの末にクビ差で先着した。

 S.アスムッセン厩舎のクレリエールはカーリン産駒。母カヴォーティングはパーソナルエンスンステークスなどG1を3勝した名牝で、その初仔に当たる。デビュー勝ち後の昨年11月にはG2ゴールデンロッドステークスでトラベルコラムから1馬身差の2着に敗れていたが、その借りを休み明けの今回で返した。