​豪G1ランドウィックギニー、伏兵ライオンズロアーが無敗馬エイゴンら撃破

2021年03月08日 11:30

 現地6日、豪ランドウィック競馬場にてG1ランドウィックギニー(3歳、芝1600m)が行われ、伏兵ライオンズロアーが勝利した。

 序盤はポツンと離れた最後方だったライオンズロアーは、コーナーで外からまくり気味に進出。直線でも長い末脚を発揮して残り100メートルで先頭に立つと、遅れて追い込んできた2番人気モウンガに1.3馬身差をつけてゴールした。

 1番人気に推されていたG1ニュージーランド2000ギニー勝ち馬エイゴンは中団から伸びを欠き、6着にとどまってキャリア初黒星を喫した。

 ライオンズロアーはニュージーランド生まれのコントリビューター産駒のせん馬。昨年10月に豪G1スプリングチャンピオンステークスで2着と好走したものの、前走のG2ホバートヴィルステークスでは5着。人気は高くなかったが重賞初勝利をG1制覇で達成した。