ドバイシーマC、強敵多数も中心はクロノジェネシス
2021年03月19日 11:55
現地27日にドバイのメイダン競馬場で行われるG1ドバイシーマクラシック(芝2410m)はアジアや欧米からG1たちが多数集結。その中心と目されているのは、日本から参戦する女傑クロノジェネシスだ。
バゴ産駒の5歳牝馬クロノジェネシスは、3歳時にG1秋華賞を制覇。4歳となった昨年はG1宝塚記念とG1有馬記念の両グランプリを連勝した。
強敵とみられるのは、アイルランドの名伯楽A.オブライエン調教師が管理する4歳馬モーグル。仏G1パリ大賞とG1香港ヴァーズを制すなど、クラシックディスタンスでの実績が豊富だ。
アメリカからは昨年の最優秀芝牡馬チャンネルメイカーが参戦。すでに7歳だが昨年はソードダンサーステークスとジョーハーシュターフクラシックの両G1を制し、今年2月にサウジアラビアで行われたネオムターフカップでは2着だった。
そのサウジ国際競走でダート1800メートルのサウジカップを制したミシュリフも、次走にドバイシーマクラシックを予定。昨年の仏ダービーを制すなど実績は十分だが中距離をメインに走ってきただけに、初のクラシックディスタンスとダートから芝に戻る対応が注目される。