豪G1ウィリアムリードS、マスクドクルセーダーが快勝

2021年03月20日 11:10

 現地19日、豪ムーニーバレー競馬場にてG1ウィリアムリードステークス(芝1200m)が行われ、W.パイク騎手の好騎乗が光ったマスクドクルセーダーが快勝した。

 スタートで出遅れたマスクドクルセーダーは内から押して6番手付近まで進出。コーナーワークで3番手まで浮上すると、直線では前の2頭の狭い間を縫って一気に先頭へ躍り出て2.5馬身差の勝利を収めた。

 2着はポートランドスカイ。1番人気に推されていたリバティーニはさらに0.4馬身差の3着だった。

 マスクドクルセーダーはトロナド産駒の4歳せん馬。2月のG3サザンクロスステークスで重賞初制覇を飾ったばかりで、前走のG1カンタベリーステークスは3着。今回が待望のG1初勝利となった。