今年も多くのクラシック候補を擁するアメリカのB.バファート調教師が、G1ケンタッキーダービーの重要な前哨戦であるG1サンタアニタダービー（現地3日、サンタアニタパーク競馬場）に有力馬2頭を送り出す。

　サンタアニタダービーは出走馬から19頭のKYダービー勝ち馬を輩出した歴史があり、そのうち10頭は両レースを連勝している。バファート調教師も18年の勝ち馬ジャスティファイが後に三冠馬となった。

　バファート師が送り出すプロトニコ産駒のメディーナスピリットは4戦2勝で1月のG3ロバートB.ルイスステークスの勝ち馬。前走のG2サンフェリペステークスはKYダービー前売り1番人気ながらも故障離脱した同厩馬ライフイズグッドの2着だった。

　もう1頭はダイアルドイン産駒のディファンデッド。2歳時のデビュー戦3着後に休養に入り、復帰戦だった3月に初勝利を挙げたばかりだが2馬身半差で快勝した内容は高く評価されている。