ヤオダッシュが圧逃、前哨戦G3勝ちで豪G1ドンカスターマイルへ

2021年04月07日 11:23

 豪G3ドンカスタープレリュード(3歳以上、芝1500m)がローズヒルガーデンズ競馬場で現地3日に行われ、1番人気のヤオダッシュが最内枠から発馬を決めると、後続に影を踏ませず3.5馬身差をつけて逃げ切った。

 2着に中団後方から馬群の外に出た11番人気のミスターシーウルフ、さらに0.5馬身差の3着に好位の後ろから馬群を割って6番人気ボッテガが続き、2番人気のロックは4着に終わった。

 ヤオダッシュはG.ウォーターハウス&A.ボット調教師が管理するスマートミサイル産駒(その父ファストネットロック)の4歳セン馬で重賞初制覇。明け3歳の8月デビューで2連勝するも、その後は1年余り白星がないまま今年の1月に久々の3勝目を挙げ、2連敗を挟んだ前走で4勝目を手にしていた。この勝利でドンカスターマイル(当初の4月3日から10日に延期)の優先出走権を手にしている。