仏3歳牝馬のG3ペネロープ賞、ゴドルフィンのフィロメーヌがクラシックへ名乗り

2021年04月07日 11:42

 仏サンクルー競馬場で現地6日、3歳牝馬によるG3ペネロープ賞(芝2100m)が5頭により争われ、先頭から3馬身ほどの4番手をキープしたフィロメーヌが、直線で外ラチに向かう集団の最内から難なく抜け出した。

 2馬身1/2差の2着に3番手追走のアンカルヴィルが続き、さらに2馬身1/2差の3着に昨年9月のG3コンデ賞で2着のアナシアが続いた。

 フィロメーヌはゴドルフィンが所有するドバウィ産駒でA.ファーブル調教師が管理。昨年9月3日にパリロンシャン競馬場の芝1600mで初陣を飾り、今回は7か月ぶりの3歳初戦でデビュー2連勝とした。

 なお、この勝利によりドバウィは英国に繋養されている種牡馬として史上初となる200頭目のステークス勝ち馬を輩出したことになり、同馬を所有するダーレーが公式ツイッターを通じて広報している。