NTRAランキング第9週、アーカンソーダービーの結果受け3歳部門で明暗

2021年04月14日 13:04

 2021年のNTRA(全米サラブレッド競馬協会)ランキング第9週分が現地12日に発表され、アーカンソーダービーの結果を受けて3歳部門の序列に大きな変化が生じた。

 前週まで2位をキープしていたコンサートツアーが敗戦により6位へと大きく順位を落とす一方、勝者のスーパーストックは圏外から7位に急浮上。また、2位には前週4位のロックユアワールドが3位のホットロッドチャーリーを飛び越す形で収まっている。なお、休養入りでKYダービーを回避するグレーテストオナーは6位から10位に後退した。

 総合部門は8位まで変化なく、カウントフリートスプリントハンデキャップ勝ちのシーズィーロケットが前週の12位からトップ10入りを果たしている。

トップ10の馬名とポイント(カッコ内は前週の順位)

・総合部門

1、346pts、ミスティックガイド(1)
2、317pts、シャーラタン(2)
3、313pts、モノモイガール(3)
4、296pts、スイススカイダイバー(4)
5、239pts、ニックスゴー(5)
6、213pts、カーネルリアム(6)
7、179pts、アイドル(7)
8、97pts、ガミーン(8)
9、89pts、シーズィーロケット(12)
10、56pts、マックスフィールド(9)

・3歳部門

1、366pts、エッセンシャルクオリティ(1)
2、266pts、ロックユアワールド(4)
3、261pts、ホットロッドチャーリー(3)
4、253pts、ノウンアジェンダ(5)
5、158pts、ハイリーモティベーテッド(7)
6、144pts、コンサートツアー(2)
7、138pts、スーパーストック(-)
8、101pts、メディーナスピリット(8)
9、66pts、ライフイズグッド(9)
10、57pts、グレーテストオナー(6)

※NTRAの週間トップ10投票は全米のメディア関係者が任意の10頭を選び、最上位の10点から1点ずつ漸減してポイントを配分。それらを集計した上位10頭によってランキングされる。3歳部門はベルモントステークス後、総合部門はブリーダーズカップ後までが対象期間となる。