現地17日、豪ランドウィック競馬場でG1クイーンオブザターフステークス（3歳以上牝馬、芝1600m）が行われ、中団の後ろ目から馬群の外を回って進出したネトワイエ（8番人気タイ）が、4番手から先に抜け出した1番人気プロバビールをゴール前で際どく差し切った（0.1馬身差）。

　プロバビールを前方に見ながら追走したクオンタムメカニック（8番人気タイ）がトップから1.9馬身差の3着に続き、2番人気の豪1000ギニー馬オデウムは出遅れて12着に沈んだ。

　ネトワイエは昨年4月のドンカスターマイル以来となる白星で2度目のG1制覇。この1年間はG3クレイヴンプレートでの2着こそあったものの、それ以外は2桁着順も目立つなど不振に陥り、前走まで10連敗していた。この勝利で通算5度目の重賞勝ちとしている。