G1チェアマンズスプリントプライズ、ダノンスマッシュは香港で連勝ならず

2021年04月25日 16:42

 日本からダノンスマッシュが参戦し、現地25日に香港・シャティン競馬場で行われたG1チェアマンズスプリントプライズ(芝1200m)は、地元の4歳馬ウェリントン(2番人気)が中団追走から直線鋭く突き抜けて2着に1馬身1/2差で快勝した。走破時計は1分8秒64(GOOD)。

 6番人気コンピューターパッチが9番人気スカイフィールドの追撃を際どくしのいで2着に逃げ粘り、1番人気に推されたダノンスマッシュはやや後手の発馬から中団につけるも、直線で反応し切れず勝ち馬から4馬身差の6着に敗れた。

 ウェリントンはダノンスマッシュとともに半馬身ほど遅れ加減の発馬になるも、2頭で馬体を並べながら先団の後ろへすぐにポジションを回復。内のウィッシュフルシンカー、外のダノンスマッシュの間で手応え良く追走した。

 最終コーナーでペースが上がるとダノンスマッシュの反応が鈍く、ウェリントンは外に開いたスペースからスムーズに直線へ。伸びあぐねるダノンスマッシュを尻目に鋭く末脚を伸ばし、逃げ粘るコンピューターパッチを最後の50mで並ぶ間もなく捕らえてゴールを駆け抜けた。

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