ジャパンが21か月ぶりの勝利、英G3オーモンドSを制す

2021年05月07日 11:31

 現地6日、英チェスター競馬場にてG3オーモンドステークス(芝13.5ハロン)が行われ、キーファーズが共同所有するジャパンが21か月ぶりの白星となる復活勝利を挙げた。

 道中は内の3番手と絶好のポジションをキープしたジャパン。その横を昨秋にG2英チャンピオンズロングディスタンスカップを勝ったトゥルーシャンがやや遅れて並走する。

 コーナーでまくり気味に仕掛けたトゥルーシャンが先頭で直線に入ると、ジャパンは外に持ち出して追走。トゥルーシャンをかわして最後は3/4馬身差の勝利を収めた。

 A.オブライエン厩舎のジャパンはガリレオ産駒の5歳馬。3歳時はG1英ダービー3着後に仏G1パリ大賞とG1英インターナショナルステークスを連勝し、仏G1凱旋門賞でも4着と健闘したが、昨年は英G1エクリプスステークス3着などはあったが5戦未勝利に終わっていた。

 騎乗したR.ムーア騎手は「(次走は英G1)コロネーションカップが選択肢となるね。ここからもっと良くなるよ」と話していた。