米G1マンノウォーS、チャンネルキャットが際どく逃げ切り

2021年05月09日 12:43

 米G1マンノウォーステークス(4歳以上、芝11ハロン)が現地8日にベルモントパーク競馬場で行われ、先行争いを制して主導権をにぎった5番人気のチャンネルキャットが、追い込み勢の追撃を際どくしのいで勝利を手にした。

 半マイル地点を最後方で通過した1番人気のグーフォがハナ差の2着、さらにクビ差の3着にも後方から内ラチ沿いをすくった4番人気のムーンオーバーマイアミが入線。アイルランドのA.オブライエン厩舎からC.ブラウン厩舎への移籍初戦となったソヴリンは、2番人気に推されるも後方のまま7着に終わった。

 イングリッシュチャンネル産駒のチャンネルキャットは2019年7月末のG2ボウリンググリーンステークス以来となる白星。2度目の重賞勝利で初のG1制覇となった。前週にはケンタッキーダービーも鮮やかに逃げ切ったJ.ヴェラスケス騎手はこのレース4勝目で、最近5年では3勝としている。