リバティビーチが英G2テンプルSを快勝、次戦はG1キングズスタンドS

2021年05月26日 11:19

 英ヘイドック競馬場で現地22日に行われたG2テンプルステークス(3歳以上、芝5ハロン)は、ゲートを決めて残りの5頭を率いたリバティビーチが、背後でマークする6番人気エインズデールの追撃をクビ差振り切って1番人気に応えた。

 さらに1/2馬身差の3着に3番人気のレディインフランスが続き、2番人気のキープビジーは5着に沈んだ。

 ケーブルベイ産駒の4歳牝馬リバティビーチは2歳時のG3モールコムステークス以来となる2度目の重賞勝ち。3歳の昨年は初戦のリステッドを勝っただけで6戦1勝だが、キングズスタンドステークスとアベイドロンシャン賞でともに3着に善戦し、4歳初戦の今回も幸先良く勝利で飾った。

 リバティビーチとキープビジーの2頭出しで臨んだJ.クイン調教師は「この牝馬(リバティビーチ)は使い出しで3勝しているが、もう1頭の方は勝ったことがないんだ」と適性の差を指摘。どちらも次戦でキングズスタンドSに使う予定を明かすとともに「去年のリバティビーチはここで(リステッドを)勝った9日後に好走した」「2歳時のクイーンメアリーステークスも非常に好内容だった」と、舞台となるアスコット競馬場の5ハロンに自信をにじませた。