窪田氏所有のドラゴンシンボル、英G1コモンウェルスCで1位入線も降着に

2021年06月19日 11:46

 現地18日、英ロイヤルアスコット開催でG1コモンウェルスカップ(3歳牡馬・牝馬、芝6ハロン)が行われ、窪田芳郎氏が所有するドラゴンシンボルが1位入線から降着処分を受けるという波乱の結末となった。

 レースは序盤からハナを切ったカンパネッレに中団に待機していたドラゴンシンボルが襲い掛かり、終盤は後続を離しての一騎打ちに。この争いはO.マーフィー騎乗のドラゴンシンボルがアタマ差で制した。

 しかしドラゴンシンボルは斜行しながらの追い上げでカンパネッレを押圧して妨害したと判断されて2着へ降着処分に。入れ替わりでL.デットーリ騎乗のカンパネッレの勝利となった。

 デットーリ騎手は「裁決ルームで勝利が決まるのは決していいものじゃない」としつつ、「3回はつっつかられて勢いを失い、それでアタマ差の負けだったのだから、スチュワードたちはそう判断したのだろう」とコメント。一方のマーフィー騎手は「ドラゴンシンボルの関係者、A.ワトソン調教師と(馬主の)窪田氏には申し訳なかった。日本でもとても注目されていたと思う」と語っていた。

 カンパネッレはアメリカのW.ウォード厩舎が管理するコディアック産駒の牝馬。2歳時のロイヤルアスコット遠征でもG2クイーンメアリーステークスを勝っているほか、仏2歳G1モルニー賞も制覇。昨秋の米G1ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズターフで4着と初黒星を喫したが、それ以来のレースで思わぬ形とはいえ勝利を収めた。