豪G3のW.J.ヒーリーS制したアウェイゲーム、米ブリーダーズカップ挑戦も

2021年06月28日 15:25

 現地26日、豪イーグルファーム競馬場にてG3のW.J.ヒーリーステークス(芝1200m)が行われ、S.ソーントン騎乗のアウェイゲームが競り勝った。

 アウェイゲームはC.マー&D.ユースタス厩舎が管理するスニッツェル産駒の3歳牝馬。レースでは最後の直線で外ラチ沿いまで持ち出し、後方から末脚を炸裂。先に抜け出していた4歳馬イグジラレーツを0.3馬身差で差し切った。

 アウェイゲームは昨季、2歳戦として世界最高賞金のG1ゴールデンスリッパーステークスで2着後、4月のG2キースマッケイハンデキャップを制覇。今季はここまで勝ち星がなかったが、古馬を相手に重賞3勝目をゲットした。

 豪競馬メディア『racing.com』によると、マー調教師はレース後に11月の米ブリーダーズカップ挑戦の可能性を示唆。出走レースの候補には芝のG1ブリーダーズカップターフスプリント(1000m)のほか、ダートのBCフィリー&メアスプリント(1400m)とBCスプリント(1200m)などが挙がっている。