トルカータータッソが独G2ハンザ大賞を完勝、目標は凱旋門賞

2021年07月07日 11:08

 現地3日、独ハンブルク競馬場でG2ハンザ大賞(3歳以上、芝2400m)が行われ、6頭一団の4番手を進んだ1番人気のトルカータータッソが、迎えた直線では馬場の中央から突き抜けて完勝した。

 4馬身1/2差の2着に2番人気のサニークイーンが最後方の6番手から続き、さらに3馬身1/2差の3着には逃げ馬の背後で3番手追走の3番人気ネリウムが流れ込んだ。

 アドラーフルーク(その父インザウィングス)産駒のトルカータータッソは昨年10月のG1ベルリン大賞以来となる2度目の重賞制覇。その前にはバーデン大賞で3着、独ダービーで後の凱旋門賞2着馬インスウープの2着がある。

 この勝利を受けてフランスギャロは現地5日のリリースにM.ヴァイス調教師が地元の『GaloppOnline.de』の取材に応じたコメントを転載。トルカータータッソの次走は8月8日のベルリン大賞とし、9月5日のバーデン大賞から凱旋門賞へ向かうとしている。