英ダービー1番人気馬と伊ダービー馬トウキョウゴールド、米ベルモントダービーで対決

2021年07月07日 11:13

 6月の英ダービーで1番人気に推されるも7着に敗れたA.オブライエン厩舎のボリショイバレエが、同じく英オークスで1番人気ながら5着に終わった僚馬サンタバーバラとともに米国遠征。現地4日にニューヨーク入りした。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』が5日付けで報じたところによると、両馬の遠征は10日行われるG1ベルモントダービー(ボリショイバレエ)とG1ベルモントオークス(サンタバーバラ)に参戦するためのもの。オブライエン厩舎の遠征を担当する助手は「彼らは完ぺきだ。素晴らしい状態にある」と輸送を無事にクリアした様子を伝えている。

 オブライエン厩舎からは2016年にドーヴィルがベルモントダービーを制しており、ボリショイバレエで2勝目を狙うことになる。

 ベルモントダービーには吉田照哉氏が所有し、小林智調教師がフランスで管理する伊ダービー馬トウキョウゴールド、ベルモントオークスにはC.フェルラン厩舎のサンタラリ賞2着馬シロナ、前走のG3プリンセスエリザベスステークスなど重賞での2着が2回あるR.ヴェリアン厩舎のナズナも参戦予定。いずれも4日に到着している。