ジャパンが距離短縮で再浮上、愛G3メルドSを制す

2021年07月16日 12:25

 現地15日、愛レパーズタウン競馬場にてG3メルドステークス(芝9ハロン)が行われ、R.ムーア騎乗の1番人気ジャパンが初距離で勝利し、新たな可能性を示した。

 中長距離を主戦場としてきたジャパンにとって、9ハロン戦は2歳時を除けば最短距離のレースだったが、2番人気のメーカーオブキングスを短アタマ差で退けた。

 A.オブライエン厩舎のジャパンはガリレオ産駒の5歳馬。3歳時にパリ大賞と英インターナショナルステークスの両G1を連勝したが、4歳時は中長距離のG1ばかり5戦して未勝利。今年5月の英G3オーモンドステークス(芝13.5ハロン)で久々の勝利を挙げたが、その後は12ハロン戦で2連敗していた。