現地15日、米サラトガ競馬場にてG3シュイラーヴィルステークス（2歳牝馬、ダート6ハロン）が行われ、新種牡馬バードソング産駒のプリティバーディーが勝利した。

　スタートから先手を取ったプリティバーディーは最後まで先頭を譲らず。2着のメインステイに2馬身差をつけてゴールした。

　N.キャシー厩舎のプリティバーディーは、6月のデビュー戦でバードソング産駒として初勝利をマーク。今回が2戦目で、無傷の2連勝での重賞初制覇となった。

　バードソングはG1勝ちこそなかったものの、G2アリシーバステークスなど重賞2勝。名種牡馬アンブライドルズソングの産駒で、母はケンタッキーオークス馬バードタウン、おじにベルモントステークスなどG1を3勝して種牡馬としても成功したバードストーンがいるが、産駒デビュー前の昨年にサウジアラビアへと売却されている。