ミスティックガイドがヒザ骨折で手術へ、ゴドルフィンは進退を保留
2021年07月18日 08:12
今年のドバイワールドカップで日本のチュウワウィザードらを抑えてG1初制覇を飾ったミスティックガイドにヒザの骨折が判明。米ケンタッキー州レキシントンのクリニックで骨片の除去手術を受けることになった。
これは同馬を所有するゴドルフィンが現地17日に公式サイトで発表したもので、担当医の説明によると手術は非常に簡単で複雑なものではないとのこと。
ミスティックガイドはドバイから帰国初戦のG2サバーバンステークス(7月3日)で2着に敗れたが、M.スティッドハム調教師は「サバーバンへの期待は高かったから、2着に終わったことを受けて念のためレントゲン検査を受けるべきと感じた。その後にPET検査でフォローしたところ骨片が見つかった」と経緯を振り返り、「残念なことには違いないが、ケガの度合いを把握し、ここから前へ進めるのは良かった」と事態を冷静に受け止めている。
なお、ゴドルフィンのJ.ベル社長はミスティックガイドの現役続行か引退かを決めるのは時期尚早とし、回復を待って決断するとコメントしている。