短距離G1を2勝のオクステッド、骨片除去手術で今季終了

2021年07月27日 11:29

 欧州の名スプリンター、オクステッドがひざの骨片除去手術を受けて残りシーズンを全休する見込みであることが分かった。

 R.ティール厩舎のオクステッドはメイソン産駒の5歳せん馬。昨年7月のジュライカップ、今年6月のキングズスタンドステークスと英短距離G1を2勝し、連覇を狙った前走のジュライカップは3着だった。

 ティール調教師は「彼のひざに骨片があるのは分かっていたが、これまでは問題なかった。だがジュライカップ後にMRI検査をしてみると、骨片がちょうど関節部分に移動していたんだ。これ以上悪くなる前に除去するのが最善だ」とコメント。

 さらに「彼が長く走れるせん馬だというのも、このタイミングでの手術を決断した理由。来年には復帰できることを願っている」と続けていた。