ロジシャンの引退が決定、障害用の種牡馬に転身
2021年08月04日 12:52
2019年の英セントレジャー馬ロジシャンの引退が決まり、今後は障害用の種牡馬に転身することが発表された。
ロジシャンは2019年にデビュー5連勝で英セントレジャーを制すも、その後に腹膜炎を発症。丸1年の休養から復帰して条件戦こそ勝ったものの、その後は今年6月のリステッドまで3連敗し、レース後にJ.ゴスデン調教師が進退問題に言及していた。
今後は障害用の種牡馬としてシュロップシャーのシェイドオークスタッドに繋養される。経営者のP.ホッケンハル氏は『Thoroughbred Daily News』に対し「ロジシャンの購入は障害用のチャンピオン種牡馬に必要な全てを兼ね備えた有望株をシェイドオークに導入するべく4年に渡って探し求めた集大成だ」「ロジシャンは全てのチェックボックスを埋めている」と大きな期待を明かしている。
なお、ホッケンハル氏によると現役時代にロジシャンを所有したジャドモントも、引き続き種付け権利を保持する。同氏は「障害だけでなく平地の一流馬(の誕生)も楽しみにしている」と話している。