2004年の愛ダービー馬グレイスワローが死去

2021年08月26日 15:25

 2004年の愛ダービーを制したグレイスワローが、繋養先のアメリカで死去した。20歳だった。英『Racing Post』など複数のメディアが報じている。

 グレイスワローは父デイラミ、母スタイルオブライフ(その父ザミンストレル)という血統で、アイルランドのD.ウェルド厩舎でデビュー。2004年の愛ダービーでは、英ダービー馬ノースライトを2着に抑えて勝利した。

 翌年5月には愛G1タタソールズゴールドカップで前年の凱旋門賞馬バゴを2着に下す金星。2006年には米国遠征でG2ジムマーレーメモリアルハンデキャップを制した。

 現役最後はオーストラリアへ転厩し、同年の豪G1コックスプレート12着を最後に通算15戦6勝(G1は2勝)で引退。種牡馬としてはオーストラリアとアメリカで繋養されたが、活躍馬は出せずに終わった。