香港シーズン開幕目前 ゴールデンシックスティ主戦が来年の安田記念に意欲

2021年08月29日 14:35

 9月5日の香港競馬新シーズン開幕を前に最強馬ゴールデンシックスティ(セン6、K・ルイ、父メダグリアドーロ)の主戦を務めるヴィンセント・ホー騎手(31)が意気込みを語り、同馬とのコンビで来年6月の安田記念参戦に意欲を見せている。28日、香港の地元紙「サウスチャイナモーニングポスト」電子版が報じた。

 ゴールデンシックスティはこれまでに18戦17勝の戦績を残している香港の現役最強馬。昨年の香港マイルでG1初制覇を果たし、今年4月のチャンピオンマイルでG1・4勝目を挙げた。19年9月から14連勝中で、サイレントウィットネスの持つ香港競馬記録の17連勝に迫っている。同馬の海外遠征の可能性を問われたホー騎手は「日本は近いですし、オリンピック開催で多くの馬を受け入れ、検疫もうまくいっています。ゴールデンシックスティのオーナー(スタンレー・チャン氏)は日本が好きです。ですから、安田記念が最初の選択になるでしょう。ゴールデンシックスティで海外のG1を勝つのは夢ですし、彼なら世界中どこにでも行くことができると信じています」とコメントしている。

 今年の香港国際競走は12月12日。まずは香港マイル(G1、芝1600メートル)で日本馬との激突が期待される。

出典:日刊スポーツ