トロストライクが重賞初制覇、英G3シュプリームSで1年越し雪辱

2021年09月01日 08:32

 英グッドウッド競馬場で現地8月29日に行われたG3シュプリームステークス(3歳以上、芝7ハロン)は、6頭立ての5番手を進んだ2番人気のトロストライクが大外から豪快に追い込みを決めて快勝した。

 2馬身差の2着に1番人気のダブルオアバブルが2番手から粘り込み、さらに1馬身3/4差の3着には3番人気のロスコリンが続いた。

 トロストライクはトロナド産駒の4歳牡馬でアルシャカブレーシングが所有。昨年のシュプリームSではクビ差の2着に惜敗したが、1年越しの雪辱で重賞初制覇を飾った。

 この勝利で14年連続の年間100勝を達成したR.フェイヒー調教師は「トロストライクは速い馬場が好きなんだ。これまでは少々ツキがなかった。登録したレースで上手く行かないこともあってね。彼に向いた日ならスマートなのさ」と快勝劇に納得のコメント。当面の目標としてブリーダーズカップを挙げている。