上がり馬フリーウインドが重賞2連勝、英G2パークヒルフィリーズS圧勝

2021年09月10日 13:30

 現地9日、英ドンカスター競馬場にてG2パークヒルフィリーズステークス(3歳以上牝馬、芝14.5ハロン)が行われ、L.デットーリ騎乗のフリーウインドが1番人気に応えて圧勝した。

 先頭でレースを引っ張ったフリーウインドが勝負どころでスパートすると、後続はついていけずに勝負あり。最後は2着のゴールデンパスを7馬身もちぎり捨てた。

 JT.ゴスデン厩舎のフリーウインドはガリレオ産駒の3歳馬。前走の仏G3ミネルヴ賞で重賞初制覇を飾っており、今回で重賞2連勝となった。ブックメーカーのパディーパワーはこの勝利でフリーウインドのG1英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークスでのオッズを5.5倍に設定している。

 T.ゴスデン調教師は「英セントレジャーで走ることができたでしょう」とコメントし、次走に関して、デットーリ騎手は「凱旋門賞ウィークの(仏G1)ロワイヤリュー賞になると思うよ」と語るなど、同馬の次走はまだ流動的なようだ。