フォワ賞出走予定のワンダフルトゥナイト、故障発生で電撃引退

2021年09月11日 12:45

 G1を2勝し、今年の凱旋門賞戦線でも有力馬の1頭に挙げられていたワンダフルトゥナイトが球節を故障。電撃引退が決まったことが分かった。

 D.ムニュイジエ厩舎の4歳牝馬ワンダフルトゥナイトは、昨年に仏G1ロワイヤリュー賞とG1英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークス、今年になってからは英G2ハードウィックステークスと英G2リリーラングトリーステークスまで重賞4連勝。

 苦手としている良馬場での英G1ヨークシャーオークスではディープインパクト産駒のスノーフォールの4着に終わり、12日の仏G2フォワ賞に出走予定だったがそれもかなわなくなった。

 ムニュイジエ調教師は「(最後の調教後の)クールダウンでは問題なかったが、2時間半後には足を地面につくことができていなかった。検査すると、球節の顆頭骨折が分かったんだ。それでゲームオーバーだ」と語っている。