米G2ターフカップS、アルゼンチンから移籍のインペラドールが競り勝ち

2021年09月14日 11:18

 現地11日、米ケンタッキーダウンズ競馬場にてG2ターフカップステークス(芝12ハロン)が行われ、J.タラモ騎乗のインペラドールが接戦を制した。

 中段からレースを進めたインペラドールは、直線で大外に持ち出してスパート。先頭まで突き抜けると、直線で前が詰まる不利があった1番人気アークロウの猛追をクビ差で抑え込んだ。

 P.ロボ厩舎の5歳馬インペラドールはアルゼンチン生まれのトレジャービーチ産駒。アルゼンチンでG1ミゲルアルフレドマルチネスデオス大賞(2020年)などを勝った後にアメリカへ移籍し、前走のG1ユナイテッドネーションズステークスでは2着と好走。今回が新天地での重賞初制覇となった。