ニュージーランドで日本人の柳田泰己が存在感!G1で最低人気馬を3着導く
2021年09月19日 13:11
<タージノトロフィー>◇18日=ヘイスティングス(ニュージーランド)◇G1◇2歳上◇芝1400メートル◇出走13頭
ニュージーランドを拠点に活躍する日本人の柳田泰己(たいき)騎手(27)が好騎乗で存在感を発揮した。
初コンビだったマセット(セン6、A・スミス、父ケープブランコ)は13頭立ての最低人気だったが、リズム良く好位を追走。直線の激しい追い比べを制し、3着に導いた。勝ったのはコールサインマヴ(セン5、J・バリー、父アトランタ)で、勝ちタイムは1分25秒98(重)。
自身のG1最先着を果たした柳田騎手は「あまり良い騎乗はできませんでしたが、いい馬だと思います。次は適距離に近い1600メートルで、また大きなレースに挑めそうですし、チャンスをものにしたいですね」と力強く語った。
ニュージーランドの競馬もここ2シーズンは新型コロナウイルスの流行に翻弄(ほんろう)されたが、柳田騎手は39勝、36勝と着実に勝ち星を積み重ね、新シーズン(21~22年シーズン)を迎えている。「厳しい時期もありますが、コツコツとひたむきにやっていきたい」と南半球ニュージーランドで声をはずませた。