【凱旋門賞】仏ダービー2着シリウェイが参戦へ 昨年凱旋門賞当日G1圧勝

2021年09月23日 10:10

 仏ダービー2着のシリウェイ(牡3、C・ロッシ、父ガリウェイ)が凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月3日=パリロンシャン)に参戦する方向で調整されていることがわかった。フランスギャロの公式ホームページが伝えている。

 同馬は昨年の凱旋門賞当日に行われた2歳G1ジャンリュックラガルデール賞を8馬身差で圧勝した素質馬。今春は仏2000ギニーで8着に敗れ、仏ダービーは2冠を達成したセントマークスバシリカから1馬身4分の3差2着。その後、故障のため、戦列を離れていた。

 オーナーの関係者は「シリウェイはレースまで順調にいけば、凱旋門賞に出走する予定です。いい準備ができているし、凱旋門賞は少頭数になるのもいいと思います。ジョッケクルブ賞(仏ダービー)の前ほどではないですが、調教に騎乗しているライダーの感触もいいです」とコメントしている。出走すれば、仏ダービーからのぶっつけ。仏ダービーではフランク・ブロンデル騎手とのコンビだったが、現時点で鞍上は未定となっている。

出典:日刊スポーツ