オブライエン厩舎の良血G1馬、サンタバーバラが骨盤故障で死亡

2021年09月24日 11:02

 アメリカ遠征でG1を2勝したA.オブライエン厩舎の3歳牝馬サンタバーバラが、骨盤の故障を悪化させたため現地22日に死亡したことが分かった。

 キャメロット産駒のサンタバーバラは英1000ギニーでマザーアースの4着、英オークスでもスノーフォールの5着とクラシックでは同厩馬に敗れ、6月末の愛G1プリティポリーステークスでもクビ差の2着。しかし7月に米ベルモントオークスで待望のG1初制覇を果たすと、8月の米G1ビヴァリーD.ステークスも快勝した。

 今後は半姉のイリデッサ(BCフィリー&メアターフ)、半兄のオーダーオブオーストラリア(BCマイル)に続くブリーダーズカップ制覇を目指していたが、それはかなわなくなった。通算成績は6戦3勝(重賞2勝)。オブライエン調教師は「残念でならない」とコメントしている。