英2歳G1ミドルパークS、パーフェクトパワーがモルニー賞に続き連勝
2021年09月26日 08:30
英G1ミドルパークステークス(2歳牡馬、芝6ハロン)が現地25日にニューマーケット競馬場で行われ、C.スミヨン騎乗の1番人気パーフェクトパワーが後方2番手を追走すると、外ラチから7頭分離れた馬群の端に持ち出されて末脚鋭く差し切った。
キャッスルスター(6番人気タイ)が最後方から馬群に突っ込んで1/2馬身差の2着に続き、さらにクビ差の3着に5番人気のアーマーが入線。2番人気のゴーベアーズゴーは4着に終わった。
パーフェクトパワーは前走のモルニー賞に続きG1連勝で通算3度目の重賞制覇。R.フェイヒー調教師は今後について「彼は血統上は(距離を)ステップアップできる。彼の種牡馬(アーダッド)は2歳時に速くて、我々は産駒のことをよく知らないが、牝系に関しては長距離にあらゆるチャンスがある」とコメントしている。
なお、大手ブックメーカーの『コーラル』はロイヤルアスコット開催のコモンウェルスカップにおけるパーフェクトパワーの前売りオッズを11倍とする一方、英2000ギニーでは9倍とレース前から半減させている。