英クラシックで善戦のモジョスター、凱旋門賞を回避してリステッドに出走も

2021年09月29日 11:37

 現地28日に凱旋門賞の第2回登録取消が受けつけられ、前日の第1回取消と変わらず14頭が出走意思を残した。しかし、その中に含まれるモジョスター陣営はいまだに態度を決めかねていると、英競馬メディア『racingpost.com』が報じている。

 モジョスターは10月1日のリステッド(ノエルマーレスステークス)にも登録があり、陣営のレーシングマネージャーを務めるE.スコット氏によると、凱旋門賞とどちらに出走させるかいまだに検討中という。ノエルマーレスSは29日に出馬投票が行われるため、それまで判断を保留すると見られる。

 モジョスターは未勝利の身で挑戦した英ダービーでアダイヤーの2着に激走し、さらに愛ダービーでも5着に善戦。その後、8月に初勝利を挙げると、続く英セントレジャーでもハリケーンレーンの2着と、通算6戦1勝ながら高い能力を見せてきた。

 今年の凱旋門賞はD.ウェルド厩舎のタルナワが前売り1番人気。29日にスノーフォールとアダイヤーが12万ポンド(約1800万円)を支払って追加登録する見込みとなっている。