新種牡馬ロードネルソンが安楽死、現役時はダート短距離で活躍
2021年10月08日 12:39
現役時代にG1を3勝し、今年の新種牡馬として産駒を送り出したばかりだったロードネルソンが蹄葉炎のため現地7日に安楽死処分となった。9歳だった。
ロードネルソンは父プルピット、母父シーキングザゴールドという血統で、2014年にB.バファート厩舎からデビュー。短距離路線で活躍し、2016年にはトリプルベンドステークス、ビングクロスビーステークス、サンタアニタスプリントチャンピオンシップステークスとG1レースを3連勝した。通算成績は13戦7勝(重賞4勝)。
今年の初年度産駒からは、7月にデビュー勝ちしたバスキングや今月2日に初勝利を挙げたトラファルガーなどが出ている。
繋養先だったスペンドスリフトファームは同馬の死を「非常に悲しいお知らせ」とSNSに投稿。「とても大きな損失になるだろう」と期待の種牡馬の早すぎる死を悼んでいる。