ラッキーパッチが香港G2プレミアボウル制す、クーリエワンダーは初黒星
2021年10月20日 11:14
香港G2プレミアボウル(芝1200m)が現地17日にシャティン競馬場で行われ、中団馬群の外を追走した3番人気のラッキーパッチが、内ラチ沿いで並走状態から先に抜け出した4番人気スーパーウェルシーを差し切った(クビ差)。
勝ち馬の背後を追走した6番人気のストロンガーが1馬身差の3着に続き、5月のG3シャティンヴァーズを制して1番人気に推されたクーリエワンダーは、ラッキーパッチとスーパーウェルシーの間で追走に苦しみ、直線も伸びを欠いて5着まで。デビューから続く連勝が止まった。
ラッキーパッチはエルロカ(その父ファストネットロック)産駒の5歳セン馬で重賞初制覇。昨季は香港クラシックマイルで4着に善戦するも、香港クラシックカップで12着に敗れて短距離に専念し、7月のシーズン最終戦ではストロンガーやコンピューターパッチら重賞の常連を相手に条件戦を勝っていた。