来年の英ダービー有力候補に挙げられているルクセンブルクが、現地23日に英ドンカスター競馬場にて行われるフューチュリティトロフィーでG1初制覇を狙っている。

　A.オブライエン厩舎のキャメロット産駒ルクセンブルクは、前走の愛G2ベレスフォードステークスを4馬身3/4差で圧勝するなどデビュー2連勝。オブライエン調教師は「デビュー戦もカラ競馬場での前走も、いい勝ち方だった。しかもあれからすべてがうまくいっているんだ」とコメントしている。

　8頭立てのレースで最大のライバルの1頭と見られているのはロイヤルパトロネージ。M.ジョンストン厩舎のウートンバセット産駒は前走の英G2ロイヤルロッジステークスなど重賞を2連勝している。そのほかでは、英G2シャンペンステークス勝ち馬で前走の英G1デューハーストステークス3着のベイサイドボーイなどが出走を予定している。