BCジュベナイルフィリーズターフ、ピッツァビアンカが差し切り
2021年11月06日 14:41
現地5日、米デルマー競馬場にてG1ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズターフ(2歳牝馬、芝8ハロン)が行われ、J.オルティス騎乗のピッツァビアンカが勝利した。
14頭立ての最内枠から出たピッツァビアンカは後方4番手からのレースに。第3コーナー付近では最後方に下がったが、直線ではオルティス騎手が絶妙な手綱さばきで馬群を縫うように進路を確保し、半馬身差で勝利をもぎ取った。
2着は伏兵のマラヴァス。1番人気に推されていたコアラプリンセスは7着どまりだった。
ピッツァビアンカはファストネットロック産駒。デビュー勝ち後のカナダG1ナタルマステークスは2着、今回はそれ以来のレースだったものの重賞初勝利をG1で達成した。なお同馬を管理するC.クレメント調教師はこれまでBC各レースに40回出走して2着6回が最高だったが、待望のBC初制覇となった。