ミカエル・ミシェル騎手が落馬事故で重傷 鎖骨開放骨折、前頭葉血腫など

2021年12月03日 15:09

 フランスの女性ジョッキー、ミカエル・ミシェル騎手(26)がフランスで現地2日のレース騎乗中に落馬負傷し、競馬場付近のニール大学病院に搬送されていることが分かった。

 ミシェル騎手はクロワーズラロッシュ競馬場の第4Rでゴールドフロストに騎乗した際に落馬。同競走では同馬を含め、4頭が競走を中止し事故に絡んでいたものとみられる。フランスメディアのEquidia(エキディア)は、「ミカエル・ミシェルは鎖骨に影響を受け、頭部外傷を負いました」とツイート。病院で容体を見守るエージェントのフレッド氏によると診断結果は、鎖骨開放骨折、前頭葉血腫などと関係者を通じて伝えた。また、医師や関係者の監視下に置かれている状況だが、本人の意識はしっかりしているという。また、現地3日朝には別のスキャナー検査を受ける予定で詳細な診断結果が判明する見込み。

 ミシェル騎手はJRAの騎手免許取得を強く希望しており、現地で騎乗する傍ら積極的に日本語や試験の勉強にも励んでいた。けがの詳しい状況や全治期間など今後の容体が心配される。

出典:日刊スポーツ