米2歳G2レムゼンS、モードニゴールが直線の一騎打ちを制す
2021年12月05日 14:03
現地4日、米アケダクト競馬場で行われた2歳G2レムゼンステークス(ダート9ハロン)は、他の6頭を離して人気を集めた2頭が直線で一騎打ちを展開。4、5番手から先行勢の外を回って直線に入った2番人気のモードニゴールが、3番手から先に抜け出した1番人気ゼンダンとの叩き合いをハナ差で制した。
モードニゴールはT.プレッチャー調教師が管理するアンクルモー産駒。9月30日に迎えたベルモントパーク競馬場でのデビュー戦はダート6.5ハロンで3着に敗れたが、2戦目の前走は8.5ハロンに距離を延ばして初勝利を挙げ、この日で3戦2勝とした。
レムゼンSはケンタッキーダービー指定ポイントレースながら近年はクラシックでの活躍馬を輩出できていない。しかし、かつてはノーザンダンサーが勝っているほか、1976年には後に種牡馬として日本で活躍したロイヤルスキーも勝利。1993年のゴーフォージンと1994年のサンダーガルチは、それぞれ翌年にKYダービーを制した歴史がある。