【香港スプリント】春の王者ウェリントンをバデル信頼「とても才能ある馬」
2021年12月06日 19:09
香港スプリント(G1、芝1200メートル、12日=シャティン)に出走する春のG1チェアマンズスプリントプライズ覇者ウェリントン(セン5、R・ギブソン)が調子を上げている。3日にシャティン競馬場で行われたバリアトライアル(オールウエザー1050メートル)は格下相手の5頭立てで1位入線。騎乗したバデル騎手は「今朝は良かったです。いい感触でしたし、力強くて鋭い動きだったので満足しています」と話している。
当初は10月のプレミアボウルがシーズン初戦の予定だったが、ジョッキークラブスプリントに復帰を遅らせていた。7着に敗れたものの、使ったことで馬体や動きの面で良化があったようだ。バデル騎手は「私たちは彼が香港のトップホースであることを知っていますし、初戦を走ったことで期待通りに良くなっています。ですから、香港国際競走の日にどんな走りをしてくれるのか楽しみです。とても正直な馬で行儀もいいです。自分自身を持っていて、とても才能のある馬ですね。理想的な馬です」と信頼を寄せている。19年ビートザクロックに続く、チェアマンスプリントプライズと同年の香港スプリントのダブル制覇なるか注目だ。