【香港スプリント】スカイフィールドにシンが期待「一番チャンスのある馬」

2021年12月06日 19:18

 香港スプリント(G1、芝1200メートル、12日=シャティン)に出走するスカイフィールド(セン5、C・ファウンズ)について、主戦のブレイク・シン騎手が期待を語っている。

「(今年の香港国際競走で)スカイフィールドが私の一番チャンスのある馬だと思います。彼は(チェアマンズスプリントプライズで)ウェリントンの3着に入り、G1レベルの馬であることを証明しました。言い訳ができる一戦をのぞけば、シーズンを通して順調に走っています」。前走のジョッキークラブスプリントはラッキーパッチから0秒2差の3着。本番も好勝負を演じてくれそうだ。

 シン騎手は香港マイルではエクセレントプロポーザル(セン5、J・サイズ)とコンビを組む。同馬は昨シーズンに「香港4歳クラシックシリーズ」を走り、初戦のクラシックマイルを勝利。2戦目のクラシックカップと3戦目の香港ダービーで4着に入っている。「準備は悪くありません。私は彼とクラシックマイルを勝っていますし、いい状態で戻ってきました。強いゴールデンシックスティが隙を見せるようなら、こういう馬がそこを見つけるかもしれません」。

 香港カップはロシアンエンペラー(セン4、D・ホワイト)とのコンビ。同馬はアイルランド生まれのガリレオ産駒で母アトランティックジュエルはオーストラリアでG1・4勝を挙げている。アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎からデビューし、2番人気に推された昨年の英ダービーで7着に敗れた後、香港へ移籍した。初騎乗だった前走ジョッキークラブカップは5着だったが、「(スローペースに泣いた)前走は何もしていません。度外視できます。この馬はすごいと感じましたし、香港ダービーの2着馬ですし、質の高い馬です。実力を発揮できるレースになれば、その通りに走ってくれるでしょう」と高く評価している。

出典:日刊スポーツ