昨年に種牡馬を引退したショワジールが22歳で死亡

2021年12月08日 11:33

 現役時代に名スプリンターとして名を馳せ、引退後は種牡馬として数多くの活躍馬を世に送ったショワジールが22歳で死亡。同馬を繋養するクールモアオーストラリアが現地7日、公式インスタグラムを通じて公表した。

 ショワジールは父デインヒルダンサー、母父ランチタイムという血統で、現役時代は豪州を拠点に活躍してG1ライトニングステークスに勝利。2003年の英国遠征ではG2キングズスタンドステークスとG1ゴールデンジュビリーステークスを中3日で連勝し、豪州調教馬として史上初となるロイヤルアスコット開催での勝利という快挙を成し遂げている。

 引退後は種牡馬としても成功し、12か国で100頭がステークスに勝利。G1ホースは11頭を数え、その中にはゴールデンジュビリーステークスやジュライカップなどのG1を制したスタースパングルドバナー、ブリーダーズカップターフスプリントを勝ったオブヴィアスリー、クイーンエリザベス2世ステークスやフォレ賞を制したオリンピックグローリーらが含まれる。

 ショワジールは2020年11月に種牡馬も引退し、静かに余生を送っていた。